７．アパ・マン経営のKY 大家さん

不動産会社への広告を論じる前にあなたはＫＹ大家になっていませんか？

もしＫＹ大家さんなら将来は暗いです。

KYとは空気読めない（ｋｕｕｋｉ ｙｏｍｅｎａｉ）の略語で、自分勝手で相手を理解しない嫌われる人のことを指します。

KY大家さんの典型は、こんな方です。

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（大家） 今うちの部屋空いているから、なんとか入居者決めてください。

（不動産会社）いいですよ～ で条件は？

 （大家） 家賃が5万円で敷金2ヶ月で礼金1ヶ月です。出来れば上場企業に勤めてる入居者がいいな～

（不動産会社）内心
「え～！ あの物件築20年で、家賃も相場は4万円。敷金、礼金なんて取れないのに～　あの物件で上場企業は厳しいな～」
もう少し条件を緩和して頂けると助かります～

（大家） えっ！うちは昔から、この条件で一度も家賃を下げたことは無いんですわ！  エヘン！！

（不動産会社）えーっと 広告料は出していただけるのですか？

（大家） 広告料って、お宅らが募集するのに、そちらが出すのが当たり前でしょう！！仲介料貰うんだから！

（不動産会社）・・・わ、わかりました！なんとか頑張ります！！（紹介したくないな～）

（大家） 何かあったら電話ください！

2週間後

（不動産会社）うるさく電話来てたあの大家さんの物件に、なんとか合う人が来た～  ちょっと初期費用と家賃交渉の相談させてもらおう！

 電話 ルルルル～ ・・・・・・

・・・・・でない、急いでるのに～仕方が無い、違う物件紹介しよう

4時間後

（大家） 折り返しの電話

（不動産会社）申し訳ありません。大家さんの物件に希望が来たんですが、大家さんと電話がつながらず違う物件を紹介しました。・・・・・

（大家）・・・・・・そう言えば部屋決まったんだわ！！ 次あったら頼むね！！

ガチャン ツーツー

（不動産会社）もう次絶対相手しないあの大家（怒）！！！
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こんな事、あなたは心当たり無いですか？

KY大家さんは、知らず知らずに空室が増えていき、誰にも相手にされなくなってしまいます。

仲介業者さんから好かれる大家さんになることは物件の紹介の優先度を上げるためにも重要なポイントです。

それには賃貸仲介会社さんの事情を知り、好かれる大家さんになることと、賃貸担当者さんが紹介したくなるような物件にすることの両方が非常に大切です。

アパート経営には、物件力も大切ですが,大家さんのコミュニケーション能力も非常に大切です。

大家さんのコミュニケーション能力が高いと、物件力が低くても、カバーできます。

あなたは知らず知らずにＫＹ大家さんになり、嫌われる大家になっていませんか？